こんにちは!saoです。
2026年1月、マレーシアのペナン島へ行ってきました。
今回の旅の最大の目的は、ある一軒のホテルに泊まること。
そのためにペナン旅行を計画した憧れの場所です。
チョン・ファッツィ・マンション
通称「ブルーマンション」の名で知られるこの建物は、19世紀末に「東洋のロックフェラー」と称された大富豪の邸宅を修復したヘリテージホテルです。
現在は全18室のブティックホテルとして運営されています。
最大の特徴は、吸い込まれるようなインディゴブルーの外壁。かつてペナンで盛んだった天然染料で染め上げられたこの青は、一時は廃墟同然だった建物を、ユネスコ文化遺産保全賞を受賞するほどの名建築へと蘇らせました。

立地は、世界遺産にも登録されているジョージタウンの中心部。観光の拠点として非常に便利で、主要なエリアへも徒歩10分程度でアクセスできます。
建物の入り口である門では、スタッフによる宿泊者かどうかの確認がしっかり行われていました。
ここは観光名所としても有名で、宿泊者以外が館内に入るには入場料を払ってガイドツアーに参加する必要があるからです。

青空と同じインディゴブルーの外壁が本当に美しいです。 門を一歩くぐると、外の賑やかさとは一線を画した、ゆったりとした時間が流れています。
※館内ツアーの時間は賑やかです…

ブルーマンションの壁を見ていると、驚くほど鮮やかな青い部分(左)と、白っぽく色褪せた部分(右)があることに気づきます。
ここの青はすべて天然のインディゴ(藍)で染められているため、時間が経つにつれて自然に風化し、色が薄くなっていくのです。
鮮やかな青い壁は最近塗り直されたばかりのものです。

どこを撮っても絵になります。

一歩足を踏み入れると、一般のホテルとは異なる空間が!
特に目を引くのは、緻密な彫刻が施された木製スクリーンや、幾何学模様が美しいタイルです。
ここのロビーに入るだけでも価値があります。

ロビーの奥が中庭になっていてここのエリアは見学者も入ることが出来ます。

2階には、一般の見学ツアーでも公開されている展示エリアがあります。
その内容は次のブログで書いていきますね。

中庭の両端は客室エリアになっており、ここから先は宿泊者だけが立ち入れるプライベートな空間です。
ただ、入り口には仕切りのロープが張られていて、宿泊者であってもそこを跨いで出入りするという、歴史的建造物ならではの少しユニークな運用になっていました。


客室前の廊下は静かで落ち着いた雰囲気でした。
インディゴブルーの壁に赤いランタンが映え、アンティーク家具や中庭の雰囲気が素晴らしく、何もせずにここに座るだけの時間も楽しめました。

18室ある客室は歴史ある邸宅を生かした造りで、建物全体は1995年の修復を経てホテルとして再生されています。

ブルーマンションの客室は番号ではなく、それぞれに名前が付けられています。今回のお部屋 “Fragrant Poem” は、「香り立つ詩」のような意味を持つ名前でした。
客室名には、チョン・ファッツィの人生や建物の歴史にちなんだ思いが込められているそうで、名前にもこのホテルらしい特別感がありました。
公式サイトでは、全てのお部屋の名前の由来・特徴が詳しく案内されています。
では、“Fragrant Poem” の客室を紹介していきます。

お部屋のインテリアは、黒を基調とした重厚な木製家具で統一されており、とてもクラシカルです。

シンプルですが、ブルーマンションらしい趣も感じられるお部屋です。

古いホテルはコンセント周りが気になる所ですが、ベッドサイドのテーブルの下にUSBポートやコンセントがありました。
テーブルの右上にあるのは耳栓です。


冷蔵庫内の上の段の紙パックのお茶と上にあるクッキーは無料で頂けます。
コーヒー・お水も無料です。

小さめの部屋にクローゼット・その横に水回りがあります。

クローゼットの中には部屋着・タオル(プール用)・スリッパが用意されています。

歴史ある建物ですが、水回りは現代的にリノベーションされていて安心しました。

歯ブラシ・カミソリ・シャワーキャップ・バニティキット(コットン・綿棒・爪磨き)・サニタリーバック
一通り揃っていました。


水回りは、バスタブはなくシャワーのみのタイプです。 歴史のある建物ですが、水圧も十分で温度調節もスムーズ、不自由なく使うことができました。
驚いたのはシャワーブースの設計です。床に絶妙な角度がついているため、カーテンや扉がなくても外に水が広がらないようになっていました。このタイプは初めてでしたが、開放感がありつつ足元が濡れる心配もなく、とても使いやすかったです。

ターンダウンがあり、お茶菓子が用意されていました。
葉っぱに名前入りで書かれたメッセージが!
日本語に訳すとこのような意味になります。
「親愛なるサオリへ。 眠りは、起きている時の悩みを解決する最高の薬です。 ー 中国の古い格言より」
こうした手書きの温かいおもてなしは心に響きます。

また、テーブルの上に置いいた充電ケーブルが綺麗にまとめられていました。
このような事をして頂いたのは京都の”ホテル ザ ミツイ キョウト”以来です。

今回の滞在は総じて大満足でしたが、実際に泊まってみて気付いた注意点も2点ありました。
1点目はお部屋の椅子についてです。
お部屋に用意されていた椅子が1つしかありませんでした。
2人で過ごすには少し不便だったので、滞在中は入口のテラス部分にあった椅子を中に入れて使わせていただきました。
2点目は、部屋の外からの音です。
ホテルのすぐ隣には「Red Garden Food Paradise」という大きなフードコートがあります。
夜遅くまでステージでカラオケ大会のような賑やかな音楽が流れており、室内までかなり響いてきました。
お部屋に耳栓が用意されていた理由が、夜になってようやく分かりました。
4時を過ぎる頃には音は止んでいましたが、静かに過ごしたい方は、予約時やチェックイン時に「フードコートから離れた右側のエリア」の客室をリクエストすることをお勧めします。

歴史ある建物での滞在は、普段のホテルとは違う特別な体験でした。
設備の古さや周囲の音など、ヘリテージホテルならではの点はありますが、それも含めてこのインディゴブルーの空間で過ごす時間には大きな魅力がありました。
ペナンに来たからこそ泊まりたいホテルの一つです
次のブログでは朝食の内容や館内ツアーなどについて書いていきます。
では、また~(^-^)/