ぼちぼち旅行Blog “sao散歩“

マリオットライフタイムプラチナを夢見て、マリオット中心に泊まっています。現チタン会員でマリオットホテルや旅行中心のブログです。

2019年3月 京都リッツカールトン・宿泊記 アクティビティ・アートツアーを紹介します。

こんにちは!saoです。

 

3月29日から1泊で京都リッツカールトンに宿泊してきました。

お部屋編はこちら ↓

 

www.saotrip.com

 お食事編はこちら ↓

www.saotrip.com

 

今回のブログでは、京都リッツカールトンの宿泊者向けのアクティビティを紹介します。

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有料・無料といろいろあります。

子供向けが多いのも特徴ですね。

予約は前日18:00までですが、定員があるので参加を希望される場合は早めに予約される方がいいと思います。

 

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予約したのはサイクリングツアーアートツアーです。

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 チェックイン時に案内書を頂きました。

この紙を持っていく必要はありません。

アートツアーは開催時刻が決まっているわけではなくて予約時に開始希望時間を伝えます。

今回のブログではアートツアーを紹介します。

 

アートツアー

アートツアー

ART TOUR

客室はもとより館内の随所には、源氏物語をイメージした約400点もの美術作品を設えています。私たちと共に館内を巡り、粋を凝らしたアートに触れ、在りし日の雅な美の世界へとタイムスリップしませんか。アートを愛でる全てのお客様におすすめしたいゲストアクティビティです。
(所要時間:1時間)

 

16:00スタートです。

数組で行うのかと思いましたが、今回は貸切でのツアーでした。

まずは玄関から案内してくれます。

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玄関口にある2本の水の流れは右の大きい方が鴨川・左の細い方がみそそぎ川です。

鴨川の分流になり、京都の夏の風物詩川床が建てられているのもこの川です。

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↑ 赤で囲った川がみそそぎ川になります。

京都リッツカールトンより少し上(北)から始り五条までの2.3kmほどの川です。

 

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玄関入ってすぐの壁には七宝文様のセラミックタイルです。

円(縁)がつながり無限に続く吉祥文様で家庭円満、富貴繁栄の願いがこめられています。

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壁にタイルが貼り付けてあるのですが、壁の色を塗ってから貼り付けるとどうしても経年で剥がれてしまうので、タイル1個1個にフィルムを貼り全てに色を塗ってからフィルムを剥がしたそうです。

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客室のドアも七宝文様となっています。

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更に進むと立派な松の盆栽があります。

こちらの盆栽は3週間に一度植え替えられているそうです。

(室内では植物にとっての環境が悪い為、いい状態のものと差し替えるため)

季節により松以外の場合もあるようです。

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こちらは現代芸術家、名和晃平さんの作品の琵琶です。

中には本物の琵琶が入っています。

こちらの琵琶の見た目は白っぽいですが~

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フラッシュを使うとピンクに見えます。

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これは、琵琶が飾ってある上の壁の色が入り込むためだそうです。

是非やってみて下さい。

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次の作品は菅原健彦氏の九重桜です。

和紙に金箔を貼り岩絵の具で仕上げた作品です。

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レセプション横のスペースにも芸術作品が満載です。

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京和傘日吉屋さんのライトですが、見てのとおり和傘になっていて、実際に傘のように閉じることもできるそうです。

和紙が優しい雰囲気を作り出しています。

アクティビティに「和傘作り」というのもありましたね~

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その奥の壁を彩っているのが、三嶋りつ恵氏の作品月の光です。

ガラス管を竹林に見立ててあります。

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1本1本デザインや長さが異なっています。

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中に電球があるわけではなく上下からの証明の反射で光っているそうです。

 

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横内賢太郎氏の作品で源氏物語が描かれています。

この絵の中に光源氏と女性たちがいるの分かりますか?

中央左が光源氏、右側には女性たちです。

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↑右から見ると分かりやすいです。

分からないですか?

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こんな感じです。

 

レストラン「ロカンダ」の入り口にある作品です。

何に見えますか?

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三嶋りつ恵作「海月」

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気泡が海の中を表しています。

 

そのままレストラン内に入っていきます。

「ロカンダ」内もアート作品がいっぱいです。

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こちらの4つのオブジェ

黒川徹氏の作品で城・闘・粋・息です。

どの作品がどれなのかは見た方の感性だそうです。

 

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ロカンダ内には個室があります。

夷川邸

明治41年に建てられた藤田財閥創始者、藤田伝三郎の京都別邸だった「夷川邸」をレストランフロア内に移築。歴史的価値のある和の空間とイタリア料理という粋な組み合わせをご堪能ください。

個室料金をお支払いすれば実際にここで食事が出来ます。

このツアーでは中に入って見学させていただけます。

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こちらはアート作品ではないのですが、1枚の杉の木で作られた床・棚で、今では作る事が出来ない貴重なものだそうです。

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福本潮子作 時空

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樂雅臣氏 嘴・探求 

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野口真理氏 彩綴り

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蘭が浮かんでいる部分は窪んでいて実際に水が入っています。

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大舩真言氏 果てない世界

海・太陽・空が描かれています。

 

ロカンダ内には庭園があります。

この灯篭はホテルフジタで使用されていたものです。

※京都リッツカールトンは京都老舗ホテルホテルフジタの跡地に作られました。

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この灯篭の下の部分に何が描かれているか分かりますか?

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マリア像です。

弾圧の厳しかった時代、信徒はキリシタン灯籠の彫像をほとんど土中に隠れるようにして埋め、ひそかに礼拝していたそうです。

マリア像やキリスト像が彫られた灯篭は、京都リッツだけでなく桂離宮・北の天満宮などの灯篭にも彫られているようです。

灯篭を見かけたら根元まで見てください。

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お庭の木は松・竹・梅が植えられています。
細部にわたってまでこだわりが見られます。

 

続いて地下に移動します。

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満月のような作品は 大巻 伸嗣氏作品「Moon」です。

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近づくと稀少植物が描かれているのですが、この絵を書いている文房具は修正液です。

 

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その横の壁は組子細工で作られています。

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エレベーターの天井も組子細工でした。

 

宴会場のフロアに飾られているのは細尾の西陣織のタペストリーです。

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日本の伝統産業にされています。

www.hosoo.co.jp

続いてスパに向かいます。

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斉藤ちさと氏「気泡」

スパに行く途中の廊下にあります。

3層のガラスになっており、気泡が浮いて見える作品です。

 

今回のツアーではプール内も見学できました。

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プール内もアート作品です。

長谷川仁氏 群青の泉 

様々な青いタイルを使い波のような模様替えがかれています。

ここの壁にも石が多用されていてイタリアだったか何処かの地域が再現されています。

記憶が・・・勝手に青の洞窟かな~なんて思ってしまいました。

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スパの受付にある作品です。

大杉弘子氏 「秘め事の文字 2013」

題名通り文字が隠されています。

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SPA

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右に開業日2014年2月7日が書かれているらしい
中央にRITZ CARLTON です。

 

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最後はKYOTOです。

その下の文字は何かな?

 

最後はスパ内ショップをちょっと見学

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お部屋に置いてあるフェイシャルソープです。

 

レアな商品を発見です。

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京都リッツカールトンの5周年を記念して作られたモノポリーです。

(人生ゲームのような物です)

お値段10,000円(税別)と意外とお安い?

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コマも京都らしいものになっています。

これ家あると粋かも。

遊ばずに飾りになっちゃいそうですが・・・

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1時間ほどのツアーはこれで終了です。

ホテル全体が美術館のようで楽しかったです。

美術品に興味があるわけではないのですが、説明を聞いた後だと見る目も変わります。

リッツに泊まった際にはぜひ、参加してみてください。

 

次のブログでサイクリングツアーを紹介します。

では、また~(^-^)/


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