こんにちは!saoです。
sao母が一度行ってみたい!
と言っていた広島に行ってきました。
2泊3日の旅行で定番の宮島や原爆資料館などお決まりのスポット巡りです。
目新しくない情報ばかりになりますが、自分の旅行の思い出にブログに書いていきます。
初めて広島に訪れたのは中学校の修学旅行です。
その時の原爆資料館は子供にはなかなか怖いものでした。
原爆が投下された直後の逃げ惑う人のリアルな姿の人形や注視できないような写真の数々・・・
リニューアルされてからは、その人形は撤去されました。
私の印象では恐ろしさより家族を知人を失った悲しみをより強く感じる展示になっていたように感じました。
入館されている方の多くは外国からの観光客です。
真剣な面持ちで1つ1つの展示をじっくり見ている。
そんな印象です。
多くの方が入館されるため、時間帯によってはチケットの購入に時間がかかります。
事前に電子チケットを購入しておくとスムーズに入館できました。
広島の1日乗車券などの提示で割引があるのですが、事前購入でもそのお値段で購入できます。
窓口で電子チケットと1日乗車券等を提示すればOKです。
原爆ドームは爆心地から160mの位置にありましたが、外壁が崩れずに残りました。
原爆の恐ろしさを遠くからでも伝える大切な建物です。
かなり近くから見ることが出来ます。
対岸には投下される前の姿の写真があります。
原爆ドームから原爆資料館までは徒歩5分程度の場所にあります。
「原爆の子の像」は2歳で被爆されその後、白血病に侵され12歳と言う短すぎる生涯を終えた佐々木偵子さんです。
禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国からの募金で平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成しました。
病室で元気になるのを祈って千羽鶴を折り続けていたからです。
今でも訪れる方が千羽鶴が捧げられます。
犠牲になった人々への思いと核廃絶への願いを込めて
では、原爆資料館に入ってみます。
この日・この時間に何が起こったのか?
こんなことが起こるなんて誰も想像していなかった・・・
一瞬で街が消え去りました。
たった1つの爆弾で街が・人が消え去りました。
この石段は、住友銀行広島支店の入口階段を切り出して移設したものです。
銀行の開店前に階段に腰掛けていた人は、近距離で原爆が炸裂し、逃げることもできないままその場で死亡したものと思われます。
原爆の強烈な熱線により階段は白っぽく変色し、腰掛けていた部分が影のように黒くなって残りました。
この人影が自分の親族のものではないかという申し出が、複数のご遺族から寄せられています。
広島平和記念資料館 | 展示を見る | 常設展示 | 2 8月6日のヒロシマ | 2-2 8月6日の惨状 | 2-2-5 人影の石
偵子さんが折った鶴も展示されています。
アメリカの現職大統領として初めて広島を訪れたオバマ大統領(当時)
ご自身で折られた鶴を渡されたそうです。
改めてここを訪れて良かった。
原爆資料館・原爆ドーム周辺合わせても2時間程度で見て回れます。
戦争の恐ろしさ・悲しさを感じる人が増えることで、争いの無い世界に繋がりますように。