こんにちは!saoです。
来年、義母が傘寿を迎えます。
「海外旅行に行ける気力・体力があるうちに、どこか連れて行ってあげたいな」
「行ってみたいところ、ある?」
すると返ってきたのは、
「カナダのケベックに行ってみたい!」という言葉でした。
そこから、カナダ旅行の計画がスタートしたのが今年の5月。
せっかくなら、ケベックの紅葉シーズンを狙おう!ということで、秋の旅行に決定。
今回の旅行は6泊9日の個人旅行です。
1日目 日本→シカゴ
2日目 シカゴ→ケベック
3日目 ケベック
5日目 モントリオール
6日目 モントリオール
7日目 モントリオール→シカゴ
8日目 シカゴ→日本(9日目着)
ホテルと飛行機は手配済み
それ以外の予約についてブログに残していきます。
ケベックからモントリオールまでは、約250kmほどの距離。
主な移動手段は「バス」「飛行機」「鉄道(VIA Rail)」の3つです。
それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめました。
1. バス(Orléans Expressなど)
所要時間はおよそ3時間半。主要バス会社のOrléans Expressは本数が多く、早朝から夜まで運行しています。
メリット
・料金が比較的安い(早期予約で片道40〜60カナダドル前後)
・市内中心部から乗降できて便利
デメリット
・車内はシンプルで景色を楽しむ要素は少なめ
・渋滞の影響を受けることがある
2. 飛行機
飛行機でも約1時間弱で移動できます。
メリット
・所要時間が最も短い
・空からの紅葉の景色を楽しめる
デメリット
・空港の移動や手続き時間を含めると、実際の所要は鉄道やバスと大きく変わらない
・料金が高め(片道150〜300カナダドルほど)
3. 鉄道(VIA Rail)
カナダらしい旅を楽しみたいなら、鉄道がおすすめ。ケベック・モントリオール間はVIA Railが1日数往復運行しており、所要時間は約3時間半です。
メリット
・車窓からの景色が美しく、特に秋は紅葉が見どころ
・座席が広く快適で、移動中もリラックスできる
デメリット
・料金はバスよりやや高め(時期により70〜120カナダドル前後)
・本数がバスほど多くない
現実的に考えると、飛行機は待ち時間や空港までの移動、料金を考慮するとあまり効率的ではありません。
移動手段はバスか鉄道になりますが、せっかくならゆったり景色を楽しみながら移動したい。
特に紅葉シーズンは沿線の森や湖が赤や黄色に染まり、車窓から見る景色も楽しみ。
また、モントリオール市内は渋滞が多く、所要時間が読みにくいのも気になります。
というわけで、今回は鉄道で行くことに決めました。
予約は英語ですが、翻訳機能を使えば簡単に行えます。
ネットで新幹線や飛行機のチケットを購入したことがある方なら全く問題なしで利用できます。
支払いはクレジットカードで済ませると、すぐにQRコード付きのメールが届きます。当日はそのメールをスマホで見せるだけで乗車できます。
(私は念のため、印刷して持って行く派です)
VIA鉄道の運賃は、出発日・時間帯・予約のタイミングによって変動します。
同じ区間でも、平日昼間の便や週末や人気の時間帯の便が高くなります。

座席はエコノミーとビジネスクラスに分かれており、新幹線のグリーン車というより、飛行機の座席に近いイメージです。
ビジネスクラスのメリットとしては、座席が広いだけでなく、乗車前に専用ラウンジが利用できたり、乗車中にドリンクや軽食が提供されます。

エコノミークラスでも料金には3つのタイプがあり、キャンセル不可の最安運賃、一部返金可能な運賃、全額返金可能な運賃があります。また、スーツケースなどの大型荷物はエコノミーでは別料金になる場合があります。さらに、最安運賃を選ぶ場合は座席指定も別料金です。

ビジネスクラスにも2つのタイプがあり、キャンセル時の返金額の違いや、より良い席が有料かどうかの違いがあります。
今回は高齢の義母との旅行なので、キャンセル時に一部でも返金が可能な料金タイプを選びます。
また、スーツケースがあるため、エコノミーだと追加料金がかかります。
私が申し込んだ日程では、エコノミーに座席指定やスーツケース料金を加えると、ビジネスクラスの料金と30カナダドルほどしか差がありませんでした。
座席のゆったり感や、乗車中に軽食やドリンクが付いていることを考えると、ビジネスクラスの方が十分に価値があると判断し、ビジネスクラスで予約を完了しました。

ビジネスクラスのラウンジは分かりやすい看板が出ています。
先にチェックインを済ませてからラウンジに案内されます。
スーツケースは預かってくれるわけでは無く自分で運びます。



ラウンジ内は明るく、座り心地の良いソファが並んでいます。
ドリンクだけですが、意外と種類が豊富で、待っている間も快適に過ごせます。
このラウンジで出発までゆったり待てるのは、ビジネスクラスならではの大きな価値だと感じました。
エコノミーだと待つ場所もあまり快適ではなく、長時間の待ち時間は少し気になるところです。

乗車時間になるとスタッフの方が案内してくれるので乗り遅れる心配もなし。
車内の様子などは旅行記の中で書いていきますが、座席を選ぶ時の注意点です。

偶数番号と奇数番号では窓の範囲が全然異なります。

座席を指定する際は、偶数番号の席がおすすめです。
また、車両には1人席と横2人席があり、半分の席は進行方向と逆向きになっています。
真ん中の座席にはテーブルが付いており、荷物を置いたり、ちょっとした作業をするのに便利です。


ケベックからモントリオールに向かう場合、強いて言えば右側の座席の方が、紅葉の景色をより楽しめます。
もちろん左側の席でも十分に景色は楽しめます。
列車の座席やサービスも確認して準備完了。これで安心して紅葉の鉄道旅を楽しめます。
次に現地ツアーの申込みについて
カナダの行為用と言えばローレンシャン高原ですが、、、
個人旅行だと行きづらいローレンシャン高原は、当初は行く予定をしていませんでした。
義母も一緒なので、丸1日かかるツアーは疲れないか。
10月のローレンシャン高原は晴天率が半分くらいしか無く、行っても紅葉を楽しめないのではないか?
ツアーはお値段がかなりお高い。
でも、、、当初は紅葉が遅れていると言われていましたが、急に色づきが進み旅行のタイミングで見頃になりそう。
せっかく紅葉シーズンにモントリオールまで足を運ぶのに、ローレンシャン高原を見ないのはもったいないと考え、出発前に10日前に現地ツアーの参加を決めました。
2人で10万円超えのツアー料金でしたが行って本当に良かったです。


10月のローレンシャン高原としては、例年より暖かく紅葉を快適に堪能できました。
雨傘ではなく日傘が必要なほどの快晴です♪
もう一つ忘れてはいけない準備が電子渡航認証の手続きです。
今回はアメリカに一旦入国するのでアメリカのESTAも必要です。
どちらも公式サイトからオンラインで申請できますが、代行業者が公式のようなサイトを作っている場合があるので注意が必要です。
公式サイトでの料金は、カナダETAが7カナダドル、アメリカESTAが40ドルで、クレジットカードで支払います。
それ以上の金額が表示されている場合は公式サイトではないので、申請時は必ず確認しましょう。
公式サイト↓
電子渡航認証 (eTA) を申請する - Canada.ca
Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
どちらもこのサイトから申込出来、家族分もまとめて登録することが可能です。
カナダのETAは、パスポート情報だけで申請できるため、とても簡単です。
一方、アメリカのESTAの申請には本人の顔写真データが必要です。
(義母とは別世帯なので、自撮り写真を送ってもらいました。)
さらに、申請者の両親の名前など必要な情報も多いため、事前に準備しておくとスムーズです。
申請後カナダはすぐに、アメリカも1時間以内に承認されました。
時間がかかる場合もあるので少し早めに申請しましょう。
必要な手続きや予約を済ませ、後は出発の日を待つだけになりました。
英語が話せない私が義母を連れての旅行記書いていきます。
では、また~(^-^)/